子どもを見たら万引きと思え?
- 2015/02/16
- 17:51

【今日は折り紙やぬりえ等等妖怪だらけです】
今日のキッズスタジアムでは、妖怪ウオッチベースの
工作にいそしみました。
妖怪のお絵かきと、折り紙グループに別れて取り組んでいましたが、
それぞれに熱中して頑張っていました。

こちらは塗り絵を使った作成物に熱中
スイミングに上がらなければならない子どもさんは、
時間ギリギリまで折り紙を粘って作成していて、
そんなに焦らなくても明日もあるからと言っても、気になるらしく、
必死に集中して完成させていました。

ギリギリまで粘って完成させたブチニャンです
なんだか締め切りに追われるサラリーマンみたいで、
それなりに大変だなーと思いました。
まあ、楽しみながらの締め切りですから、いいかな。 (^_^;)
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全国の万引き検挙人員数(未成年の検挙・補導数は14-19歳)(-2013年)
【警察庁・報道発表資料一覧ページ】より
人口分布の関係もありますが、未成年の万引きは減少傾向です
今朝のテレビを観ていたら、大分県のコンビニエンスストアで、
商品のカードパックが破られて、中身が抜き取られているのを
発見した小学生グループが、店員にそのことを知らせたところ、
翌日になって、防犯カメラに通報した子ども達自身が、
カードを拾っている映像が記録されていたとして、
各児童の保護者に連絡があり、児童は、「盗っていない」と、
万引きを否定したが、店側は警察に通報し、子ども達は
警察署に連れて行かれて、一人一人、個別に取り調べを
受けさせられたそうです。

結局、防犯カメラの映像を分析した結果、別の人物が、
カードを抜き取っている映像が見つかって、子ども達の
無実は証明されたそうですが、子ども達の中には強いショックからか、
学校を休む子どもさんもあったそうです。

この事件を聞いて、子ども達を警察署に連れて行く前に、
なんとかならなかったのかということと、取り調べの際に、
子どもの意見がちゃんと聞ける状態だったのかということが、
気になりました。
警察署の閉ざされた空間で、一人ぼっちで警察官に取り調べを
受けることは、大人にとっても大きな恐怖でありと思います。

これまでの冤罪事件にしても、無理な自白強要による、
証拠の捏造が見られるように、子どもならばなおさらのこと、
安心して話ができる環境が与えられるべきだと思います。
これは警察署に限ったことではなく、学校の職員室や
児童相談所の相談室などでも同じことが言えます。
言いたいことがあっても一方的に決めつけた態度で、
問い詰められたり、選択の権利があるのに、一方的に
措置内容を宣告され、許諾していないのに本人の承認を
得たことにされるなど、とても子どもの意思表明権が守られているとは
思えない状況をよく耳にします。 (-`ェ´-怒)
今回の事件も、子ども=万引きとの思い込みはなかったのでしょうか。
私が中学生の時に、友達と釣具店にいった時のこと、
店員が友達のことをあからさまに万引きと疑って、
しつこく付け回していたことがありました。

なにかの勘違いだったのだろうとは思いますが、
横で見ていた私も腹が立つくらい、つきまとっていました。
起こった友達は、わざと店員の目につかないところを移動して、
目をくらまそうとしていましたが、最後には店員とのおいかけっこに
見えるくらいの状況になって、バカバカしくなって二人で
店を出ました。 ┐( -"-)┌ヤレヤレ
友達は憤慨して、「二度とこんな店に来るもんか」と言っていました。
確かに、店側にとっては万引きをされるということは死活問題でしょうが、
疑いをかけられた子どもさんにとっては、一生心に傷が残るでしょうし、
今回のような間違いがあれば、店としても大きなイメージダウンに
なってしまうと思います。

実際、ネット上では当該店舗の特定なども盛んに行われているようで、
なにかあったら犯人探しと糾弾という流れが、すでに進行しています。
どうか、「子どもを見たら万引きと思え」とは考えずに、よくよく
調査をしてから行動に移してほしいですね。
もう一つ、近年、高齢者の万引きが社会問題になるほど、
高齢者の犯罪率が上がっているそうで、このまま行くと、
「高齢者を見たら万引きと思え」と言われる時代が来るかもしれません。
高齢者の孤独感や孤立感が、万引きを誘発しているという話もあります。
私自信も高齢屋の入り口に差し掛かかる年代となり、
できるだけ楽しく元気に老後を送らなければと考えております。m(__)m